Level 1:まずはこれを!基本的な機能の拡充

今のサイトに絶対的に追加したい、基本的な機能です。

  1. 記事の編集機能(Update)の実装 CRUD(作成・読み取り・更新・削除)のうち、まだ「更新(Update)」がありません。一度投稿した記事を後から修正できるようにする機能は必須です。

技術要素: 編集ページのフォーム作成、特定の記事データを取得するロジック、更新データをデータベースに保存するロジック。 2. ユーザー認証(ログイン機能) 現状、誰でも記事を投稿・削除できてしまいます。自分だけが記事を管理できるように、ログイン機能を実装しましょう。これは非常に重要なステップです。

技術要素: ログインページの作成、ユーザー情報を保存するテーブルの作成、パスワードのハッシュ化(bcryptライブラリ)、セッション管理またはJWT(JSON Web Token)。 3. Markdown(マークダウン)対応 記事の本文を、

といったHTMLタグで書くのは大変です。# 見出しや太字のように簡単な記法で書けるMarkdownに対応すると、記事作成が格段に楽になります。

技術要素: markedやshowdownといったMarkdownをHTMLに変換するライブラリの導入。

Level 2:ブログらしさを高める機能

より「ブログらしい」体裁と利便性を整える機能です。

  1. 画像アップロード機能 記事に画像を挿入できるようにします。ブログの表現力が一気に豊かになります。

技術要素: ファイルアップロード用のフォーム、multipart/form-dataの処理(multerライブラリが定番)、アップロードされたファイルの保存と管理。 5. カテゴリ機能 記事を「技術」「日記」「お知らせ」のようにカテゴリ分けする機能です。読者が読みたい記事を探しやすくなります。

技術要素: categoriesテーブルの作成、記事とカテゴリを紐付ける中間テーブルの作成(多対多のデータベース設計)、カテゴリ別記事一覧ページの作成。 6. タグ機能 カテゴリよりももっと自由に、記事にキーワード(タグ)を付けられる機能です。例えば「#Node.js」「#ラズパイ」のように使います。

技術要素: tagsテーブルの作成、記事とタグを紐付ける中間テーブルの作成。 7. ページネーション 記事が数十件、数百件と増えてきたときに、トップページに全件表示すると非常に長くなってしまいます。1ページに10件ずつ表示し、「次のページへ」「前のページへ」といったリンクを付ける機能です。

技術要素: SQLのLIMITとOFFSETを使ったデータベースからのデータ取得。

Level 3:さらに本格的に!応用・発展的な機能

読者との交流や、より高度なサイトを目指すための機能です。

  1. コメント機能 読者が記事に対してコメントを書き込めるようにします。サイトが双方向になり、コミュニティが生まれるきっかけになります。

技術要素: commentsテーブルの作成、スパム対策(reCAPTCHAなど)。 9. 検索機能 サイト内の記事をキーワードで検索できるようにします。

技術要素: SQLのLIKE句を使った単純な検索、より高度な全文検索エンジンの導入。 10. RSSフィードの生成 ブログの更新情報を配信するためのRSSフィード(XML形式)を生成します。RSSリーダーに登録してもらうことで、固定読者を獲得しやすくなります。

技術要素: rssなどのライブラリを使ったXMLの生成。

Level 4:裏側の強化とプロへの道

見た目には直接現れませんが、サイトの品質やあなた自身のスキルを向上させるための改善です。

  1. 見た目の改善(CSSフレームワーク導入) BootstrapやTailwind CSSといったCSSフレームワークを導入して、サイトのデザインをモダンで洗練されたものにします。

  2. データベースの変更 現在は手軽なSQLiteを使っていますが、より本格的なMariaDB (MySQL)やPostgreSQLにデータベースを移行してみるのも、非常に良い学習になります。

  3. API化(ヘッドレスCMS化) これはかなり発展的ですが、Node.jsサーバーは記事データのやり取り(JSON形式)だけを行う「APIサーバー」とし、見た目(フロントエンド)をReactやVue.jsといったモダンな技術で完全に分離して作る方法です。プロの開発現場で広く採用されている手法です。

おすすめの学習ロードマップ

もし何から手をつけるか迷ったら、以下の順番で挑戦してみるのがおすすめです。

記事の編集機能 (まずはCRUDを完成させる) ユーザー認証 (自分のサイトを安全にする) Markdown対応 (記事を書きやすくする) 画像アップロード機能 (ブログの表現力を上げる) ページネーション (記事が増えてきたときに備える) カテゴリ機能 (サイトの整理整頓)